===============第2弾===
7月企画公演
「歌舞劇 首里城物語」 稽古場レポート!
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「歌舞劇首里城物語」稽古レポート第2弾は、7月6日(水)に大稽古室で行われた全体稽古の模様をお届けします。
第6場、城の落成祝いの席で、朝薫が集めた島々の踊りを披露します。国王、王妃を中心に、整然と並んだ御内原の神女達。その中に花岡尚子さん演じる思戸金の姿も見られます。
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若い国王と王妃、そして美しい神女達が居並ぶ姿は、まるで一枚の絵のようです。
【左から、玉城朝薫役:宇座仁一さん、王妃役:佐和田香織さん、国王役:東江裕吉さん、思戸金役:花岡尚子さん、
御内原の神女達:松田香織さん、伊志嶺忍さん、平田瞳さん、又吉まどかさん】
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島々からの踊りが始まりました。宮古の踊り、八重山の踊り、山原の踊り、パワフルでダイナミックな踊り、優雅で繊細な舞い・・・。とにかくバラエティーに富んだ、面白い踊りが次々と繰り広げられます。
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剛健で勇壮な宮古の踊り。踊り手は左から:仲宗根弘将さん、友寄隆乃進さん。
中央の女性は左から、平安山裕子さん、伊良波さゆきさんが出番を待っています。
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こちらは八重山の踊りです。左から:伊良波さゆきさん、平安山裕子さん。
お二人ともとても優雅な動き・・・。踊り手の皆さんも、なんとも豪華な方々ですね。
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この振付は、これまたすごい迫力で圧倒されますよ!
左から、金城真次さん、阿嘉修さん、友寄隆乃進さん、玉城匠さん(背中)佐辺良和さん、岸本隼人さん
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宇座仁一さん演じる朝薫も、一曲披露します。
この動きは、薩摩上りの時も披露したと言われる、能の仕舞の、あの曲でしょうか・・・。
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もっともっとお見せしたい踊りはたくさんあるのですが、これ以上は、本番でのお楽しみにとっておかなければ・・・。振付の佐辺良和さんの言葉をお借りすると、“全編に歌と踊りが散りばめられた”(「華風」7月号P23)まさに歌舞劇の名にふさわしい「首里城物語」です!
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「首里城物語」には、舞踊以外にも、見どころはまだまだございます。今回、絶対に見逃せないのが、なんと言っても地謡。音楽を担当した具志幸大さんは、この作品のために、第1場の冒頭に流れる「文物渡来の踊り」をはじめとして、交響曲をなんと4曲も創作されたそうです。
歌・三線の6名で笛や胡弓も務め、さらに琉球箏、和箏、十七絃箏、そして打楽器といった、総勢14名にものぼる地謡の皆さんで、なんとも幻想的で壮大なメロディーが紡ぎ出されていくのです。
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音楽担当の具志幸大さん(中央)。オーケストラの指揮者さながら、全身を使って指揮をなさっていました。
【地謡:右奥から、十七絃の田中はるかさん。歌三線と胡弓の大濱麻未さん、
瀬良垣幸男さん、歌三線と笛の新垣俊道さん、歌三線と胡弓の米増健太さん】
(後ろで舞踊の自主練習?に励んでいるのは、左奥:伊志嶺忍さん、右奥:金城真次さん)
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このお稽古ではお見せすることができませんが、今回の舞台では、大劇場舞台手前の張り出し舞台をオーケストラピットに見立てた舞台装置を組んで、なんとお客様の目の前で、地謡が生演奏を行います。
まだ劇場職員も本番の舞台は見たことがなく、想像は膨らみますが、きっと大迫力の生演奏が楽しめることは間違いありません!
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【左】
第8場で思戸金とジラーが歌う「いつまでも」という曲に合わせて歌う大濱さん。
高く透き通るような歌声に、思わずうっとり・・・。
【後ろ左から:米増健太さん、外間環さん、新垣俊道さん、瀬良垣幸男さん、大濱麻未さん、知念真子さん】
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本番まであとわずか!
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おっと、ナイスコンビのこの二人を忘れてはいけません!
朝薫の家来役、呉屋かなめさん演じる仁王(右)と小嶺和佳子さん演じるカミジャー(左)です。
女性であるお2人が男性のマルムン役を演じるのも、実はかなりの見どころ。
この2人の掛け合いは、お腹をかかえて笑えること笑えること・・・。
更に、大湾三瑠さん演じるジラーの母も、かなり個性的ですよ。こちらの場面にもどうぞ、ご注目を!
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