国立劇場おきなわ特別講座のご案内 「大和と沖縄の、胡弓・三味線講座」
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「胡弓」とは、弦を弓でこすって弾く楽器です。女性の声に近い音域で独特の音質、すなわち風音のようなノイズを含む粘り気のある響きが、甘えるように、むせび泣くようにも響き、聴くものの胸を打ちます。大和の「地歌」の三味線は沖縄の三線がルーツで、「三曲合奏」という演奏形態では三味線と箏のほかに胡弓を用います。その胡弓も、沖縄の胡弓が原形とする説が有力ですから、大和と沖縄の胡弓・三線は、親戚関係といってよいでしょう。
来る11月26日に、国立劇場おきなわ・アジア太平洋地域の芸能公演で、中中国や韓国の同族楽器も含めて「胡弓」という公演を行います。 公演に先立ち、23日(水・祝)に大和と沖縄の胡弓・三味線を、実演入りで深く掘り下げて解説する、特別講座を行います。 |
★ 場所 国立劇場おきなわ3階養成研修室 (浦添市勢理客四丁目14-1)
★ 日時 11/23(水・祝) 14時
★ 講師
〈大和〉 胡弓・三絃 竹澤 悦子 箏・三絃・胡弓演奏家箏・三絃 山田 広恵 箏・三絃演奏家〈沖縄〉 胡弓・三線 崎濱 秀貴 歌三線・胡弓演奏家解説進行 茂木 仁史 国立劇場おきなわ調査養成課課長★ 定員 50名に達し次第、締め切ります。事前に、国立劇場おきなわ調査養成課まで、お申し込みください。 |
【受講申込み・お問合せ】国立劇場おきなわ調査養成課
TEL.098-871-3318 |