~~~ 実の母と育ての父、ともに変わらぬ子への愛 ~~~
組踊「北山崩」が国立劇場おきなわに初登場!落城後の主人公たちのその後をテーマとした「崩れ物」です。
今回の公演は、第一部に男性舞踊家による舞踊、第二部に組踊「北山崩」の二部構成です。
-演目-
【第一部】 舞踊 男性舞踊家の世界~踊り香さ~
組踊の基本は「舞踊」であり、その歩み・所作などの全てが舞踊です。
今回は、組踊を演じている男性舞踊家による舞台をお届けします。
・稲まづん 踊り手/伊野波盛人・仲村圭央
・取納奉行 踊り手/藤村修司
・湊くり節 踊り手/具志堅朝堅
・加那よー 踊り手/宮城喜朋
【第二部】 組踊 「北山崩(ふくざんくじり)」
立方指導/比嘉良雄 地謡指導/知花清秀
解説/大城 學(琉球大学 教授)
◇あらすじ◇
中山(首里城)の軍勢に攻め滅ぼされた北山城の若按司の妻・玉の乙樽は、落ちのびる途中、敵の手で殺されるよりはと、父母の形見とともに我が子を道端に捨てて別れるが、偶然、通りがかった敵の羽地世の按司がその子を拾い育てる。10年後、母と子・千代松は再会を果たすも、羽地世の按司は、北山の残党をかくまった罪で捕らわれ、処刑されることとなる。それを知った千代松と母は、命に替えても羽地世の按司を助けることを心に決める。
◇配役◇
玉の乙樽・・・・・・大湾三瑠
千代松・・・・・・・・金城真次
列女・・・・・・・・・・仲村圭央
羽地世の按司・・赤嶺正一
供・・・・・・・・・・・・玉城 匠
きやうちやこ持・・比嘉克之
をなぢやら・・・・・真境名律弘
読谷山の按司・・平田智之
供・・・・・・・・・・・・山入端實
きやうちやこ持・・山城崚称
伊祖の子・・・・・・儀保政彦
踊・・・・・・・・・・・・宮城茂雄
踊・・・・・・・・・・・・天願雄一
踊・・・・・・・・・・・・宮城昭博
童一・・・・・・・・・・・西村しおり
童二・・・・・・・・・・・比嘉琉々香
童三・・・・・・・・・・・伊波 心
童四・・・・・・・・・・・古堅聖也
◇地謡◇
歌・三線/山城 暁・新垣俊道・仲村逸夫 箏/宮里秀明
笛/金城裕幸 胡弓/高宮城実人 太鼓/與那覇徹
※演目、出演者等は都合により変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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