~ 王府時代の冊封の宴を、今に再現! ~
本公演では、伊波普猷の「校註琉球戯曲集」をもとに、組踊の創始者・玉城朝薫作「孝行之巻」を上演します。昨年に引き続き、橋掛かり、北表、南表などを備えた御冠船の舞台を再現すると共に、今回は、現在舞台上手からの登場が通例となっている大蛇の登場を、当時の演出に忠実に、正面幕内から登場させることを試みます。
王府時代の格調高く華やかな舞台装置、そして冊封使たちが堪能した「御冠船芸能」が国立劇場の舞台に、今、甦ります!
-演目-
~ご鑑賞のポイント~
①ユネスコ無形文化遺産となり注目を浴びる「組踊」を専用の張り出し舞台で!
②琉球王朝時代、首里城北殿御庭に造られた「御冠船踊」の舞台装置が大劇場に登場!
③伊波普猷「校註琉球戯曲集」に基づき、「孝行之巻」の大蛇の登場を舞台正面幕内から再現!
~ 御冠船踊の世界Ⅱ ~
解説:大城學(琉球大学教授)
第一部 舞踊
1. かぎやで風 踊り手:島袋光尋・前當正雄
2.若衆笠踊 踊り手:新里春加・謝名堂奈津・山城亮子
3.本貫花 踊り手:仲程理奈・新城唯子・新里さくら
4.麾 踊り手:伊志嶺忍・翁長由佳・田中瑠美
5.天川 踊り手:棚原由里子・花岡尚子
第二部 組踊「孝行之巻」 (玉城朝薫:作)
立方指導:島袋光尋 地謡指導:前川朝文
【配役】
おめなり:山川こころ
おめけり:佐渡山媛
母:田口博章
頭取:岸本隼人
供・高札持:仲村圭央
時の大屋子:儀保政彦
供:糸満盛幸・大城常政・平良祐樹
大蛇操作:平田智之
観音操作:玉城匠
【地謡】
歌・三線:前川朝文・喜納吏一・謝敷アンヘル
箏:仲嶺貞夫 笛:知念久光
胡弓:崎濱秀貴 太鼓:金城盛松
※出演者等は都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
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