古典の技芸を継承してきた先達の創作作品を若手舞踊からが披露する創作舞踊。そして、若い世代が脚本・演出・出演をてがける新作組踊「十六夜朝顔」をご覧いただきます。
今年3月には東京国立劇場での上演を果たし、沖縄伝統芸能の晴れやかな未来を予感させる本公演の地元、沖縄での凱旋公演が実現します。
【監修:織田 紘二】
-演目-
第一部 創作舞踊
【14日】
1.「舞方」
2.「ヤカラ」
3.「す玉貫玉」
4.「茶屋ぬ月」
5.「恋のいさり火」
6.「与那国旅情」
【15日】
1.「若衆笠踊」
2.「木綿花」
3.「馬場」
4.「太鼓ばやし」
5.「早口説」
6.「与那国旅情」
【踊り手】
阿嘉修・東文子・新垣悟・大湾三瑠・川満香多・神谷武史・喜納かおり・儀間美明・金城奈津子・小嶺和佳子・志田真木・城間千恵美・高嶺敦子・玉城盛義・津波ありさ・仲程めぐみ・永山玲緒奈・眞境名由佳子・松原和美・宮城愛佳・宮城りつ子・山川昭子
第二部 新作組踊「十六夜朝顔」
監修:崎間麗進 脚本・演出:嘉数道彦 振付:佐辺良和 音楽:新垣俊道
【あらすじ】
不治の病の妻乙樽の看病のため官職を辞し、人里離れて暮らす友利大主には、虎千代という中国に留学中の息子がおりました。あるとき、大主のもとへ、お尋ね者の「鬼虎」を捕らえて欲しいと人相書が届きますが、そこに描かれていたのは、なんと息子虎千代の姿でした。
互いを思いながらもままならぬ運命に翻弄される友利大主、虎千代、そして乙樽…。三人は、十六夜の月夜の晩、ついに切ない再会を果たすのでした。
「十六夜の月夜に咲く朝顔に願いをかけると叶う」という言い伝えを題材に、親子の情愛を描いた作品です。
【配役】
友利大主:神谷武史
乙樽:新垣悟
虎千代:川満香多
耕作当マチャー:大湾三瑠
カマド:阿嘉修
赤崎の比屋:玉城盛義
【地謡】
歌三線:新垣俊道・上原睦三・照喜名朝國・仲村逸夫・花城英樹
箏:池間北斗・名護みのり
笛:大城貴幸
胡弓:玉城和樹
太鼓:久志大樹
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