~「歌舞劇 首里城物語」が帰ってきました!~
3月に公演中止となった大城立裕作、嘉数道彦演出による「歌舞劇『首里城物語』」の7月上演が決定しました。
組踊の創始者・玉城朝薫が新たな芸能「組踊」を生み出すまでの葛藤を、舞踊家であり気鋭の演出家・嘉数道彦の手により新たな解釈で舞台化。
現在注目を浴びる人気の若手実演家らが熱演します。
また、当劇場初の試みとなる舞台正面に特設ピットを設えての地謡14名によるダイナミックな音楽や、総勢25名の若手舞踊家勢による豪華演舞の数々など、見どころ、聴きどころ満載でお届けする「歌舞劇『首里城物語』」。
どうぞご期待ください。
-演目-
歌舞劇 「首里城物語」
作:大城立裕
演出・台本訳・補綴:嘉数道彦
音楽:具志幸大
舞踊振付:佐辺良和
演出助手:川満香多
~あらすじ~
琉球国王の命を受け、新たな舞踊を創作することになった躍奉行・玉城朝薫は、国中から芸能に優れた若者を集める旅に出ます。山原の毛遊びで踊り上手で美しい若者ジラーを見いだした朝薫は、ジラーを首里へと誘い、ジラーは立身のためと、愛する婚約者ナビーを残し、都へ上ります。
首里城内、芸達者達の中で踊りに励むジラーの姿を、御内原の神女・思戸金が見初め、ジラーに近づきます。当惑するジラーでしたが、御内原の華と称される思戸金の魅力に次第に引き込まれていきます。神女との許されぬ恋と、郷に残したナビーへの想いとの間で揺れ動くジラー。
二人の様子に不安を抱く朝薫もまた、舞踊創作への使命感と、ジラーの母やナビーへの責任感との間で苦悩するのでした・・・。
~ 出 演 ~
玉城朝薫:宇座仁一
国王:東江裕吉
王 妃:佐和田香織
思戸金:花岡尚子
ジラー:宮城茂雄
ナビー:古謝渚
仁 王:呉屋かなめ
カミジャー:小嶺和佳子
ジラーの母:大湾三瑠
踊り手:阿嘉修・岸本隼人・国場涼太・仲宗根弘将・金城真次・玉城匠・
友寄隆乃進・比嘉大志・松田香織・伊志嶺忍・平田瞳・新里春加・
金城麻美・平安山裕子・伊良波さゆき・又吉まどか
~ 地 謡 ~
歌三線・笛:新垣俊道・入嵩西諭・澤井毎里子
歌三線・胡弓:瀬良垣幸男・大濱麻未・米増健太
Ⅰ箏:日高貞子・知念真子
Ⅱ箏:池間北斗・外間環
十七絃:田中はるか・新垣初子
打楽器:與儀朋恵・横目大通
※字幕表示有
※出演者等は都合により変更する場合がございます。予めご了承ください。
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