公演詳細


企画公演 沖縄新作芝居『九年母の木の下で』(くねんぼのきのしたで)


日時

公演日:2011/06/26 (日)

開演時間:14時
終演時間:

会場 大劇場
入場料

一般:3,500円 (全席指定) 

公演内容

終戦直後の沖縄の人々が、励まし合いながら生きる力を発揮していく物語を上原直彦氏が書き下ろした涙と笑いの人情劇。
苦難の戦後をたくましく生き抜いてきたウチナーンチュ(沖縄の人々)のバイタリティを沖縄芝居のベテランたちと若手が心を込めて舞台化。
戦後66年を迎える今年、改めて平和の意味を問い直します。


-演目-


時は昭和23、4年の夏。北部のある捕虜収容所には首里、那覇の避難民が大勢ひしめき共同生活をしていた。戦争で家族を失って悲嘆にくれている者、米兵相手に身を売る女、戦果をあげる男、元校長、元役者たち・・・。
そんななか、捕虜収容所内で「郵便業務」が開始されたことにより、避難民達は皆、離ればなれになった家族や親戚、知人友人らの安否を探し求めて沸き返る。やがて彼らは、それぞれ生きる希望を抱き、郷土復興のために故郷へ帰って行くことになるのだった。そして収容所での別れの時、元役者たちを中心に命のお祝いの演芸大会が催され「口説囃子」が高らかに歌われるのだった。
 
沖縄新作芝居『九年母の木の下で』(くねんぼのきのしたで)
脚本:上原直彦
演出:北村三郎
音楽:徳原清文

[配役]
我那覇:仲嶺眞永
浜元:新垣正弘
田仲:髙宮城実人
比嘉:知名剛史
仲宗根:金城睦治
仲宗根の妻:金城百合子
我謝:友利秋子
宮城:福原健治
宮城の妻:大谷高子
高志保:大城貴幸
マリーと呼ばれる女:座喜味米子
捕虜収容地の班長:北村三郎
ギターを弾く男:松田弘二
元校長:八木政男
老婆:吉田妙子
老婆の長男:宇良宗成
平田健二:平良進
山里将清:玉木伸
その妻:瀬名波孝子
収容所の男女:山田八重子・平敷政恵・渡口絵梨子・伊波太志
子供達:米須夏美・渡久地花奈・平安座カレン・比嘉美夕・トーマス芽依美・
    池原輝飛・津嘉山姫花・銘苅空美・池原光哉

※出演者等は都合により変更する場合がございます。予めご了承ください。

関連情報

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