公演詳細


組踊公演「孝女布晒」


日時

公演日:2008/08/23 (土)

開演時間:14時
終演時間:

会場 大劇場
入場料

全席指定3,000円

公演内容


-演目-


第1部 琉球舞踊


1,作田(ちくてん)
〈踊り手〉 島袋秀乃
2,若衆ゼイ(わかしゅぜい)
〈踊り手〉 当眞あゆみ、神本律子
3,前の浜(めーぬはま)
〈踊り手〉 名嘉久枝、又吉まどか
4,瓦屋(からやー)
〈踊り手〉 武冨美智子、兼次孝子

第2部 組踊「孝女布晒(こうじょぬのさらし)」

 (あらすじ)
 安世理大主は浮世をはかなみ、出家してしまい、息子の虎千代は急いで父を捜しに行く。夫がいなくなった母親・乙樽は、先妻の子玉松と虎千代を追い出し、自分の子である乙鶴に家を継がせようと企て、饒辺下庫理に虎千代を殺すように命ずる。しかし饒辺下庫理は乙樽に虎千代を殺して来たと嘘の報告をする。

虎千代が死んだと思った母親乙樽は姉玉松をいじめ、雪の日に布を晒すように命じ、そして玉松を家から追い出してしまう。追い出された雪の中に倒れている玉松を乙鶴は追いかけて家に戻るように説得するが、玉松は断り寒さで凍えてしまう。

玉松が家を追い出されたことを知った饒辺下庫理は、雪の中で倒れている二人を見つけ家に連れて帰り、そこで虎千代とも再会する。

勝連城主の浜川之按司は乙樽が実子に家督を継がせるため継子2人を家から追い出したことを噂に聞き、乙樽を捕らえさせる。それを聞いた虎千代と玉松は浜川之按司に母親を許してくれるように嘆願したところ、二人の親を思う気持ちに感心した浜川之按司は乙樽を許し、乙樽も改心し親子仲良く暮らす約束をする。


[指導]島袋光晴
[配役]

安世理大主 島袋光晴
虎千代 平田智之
母親(乙樽) 赤嶺正一
玉松 真境名律弘
饒辺下庫理 金城清一
崎浜之子 神谷清一
乙鶴 宮城茂雄
津波之比屋 石川直也
屋慶名大主 儀保政彦
内間下庫理 前當正雄
南風原之子 山入端實
門番 親川良信
浜川之按司 宇座仁一
平安座之子 佐辺良和
きやうちやこ持 仲村正雄
供 呉屋 智

[地謡] 歌・三線 比嘉康春・新垣俊道・仲村逸夫
箏 久貝栄喜
笛 仲田治巳
胡弓 又吉真也
太鼓 比嘉 聰

関連情報

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