公演日：2008/09/13 (土)

開演時間：18時30分
終演時間：

全席指定3,500円

国立劇場おきなわは来年1月で開場5周年を迎えます。今公演は5周年記念プレ公演として大城立裕作、幸喜良秀演出の「嵐花」をお届けします。

「嵐花」は、組踊の創設者である玉城朝薫と組踊「手水の縁」の作者である平敷屋朝敏の二人を描いた人間ドラマです。組踊を創った朝薫の喜びと苦悩とは・・・、朝敏が組踊に込めた願いとは・・・。現在組踊で活躍中の若い役者達がその思いに迫ります。

－演目－

嵐花－朝薫と朝敏－

作：大城立裕　　　演出：幸喜良秀

（あらすじ）
　琉球王国、十八世紀尚敬王時代。国王は、三司官蔡温の政治のもと国家の秩序を維持するために、身分制度をより厳格なものとしていた。一方高官の一人玉城朝薫は弟子の平敷屋朝敏が遊女チラーを妻にしたいとの申し出に頭を悩ませていた。そんなとき、朝薫に冊封使歓待のために、”新しい踊り”を創れとの王命がくだるが・・・　　　


[配役]

玉城朝薫 大田守邦
平敷屋朝敏 東江裕吉
友寄安乗 宇座仁一
蔡温 普久原明
武樽 新垣　悟
チラー（遊女） 佐辺良和
ウシ（巫女） 阿嘉　修
マカテー（抱親） 嘉数道彦
蒲太 大湾三瑠
（劇中劇）
中城若松 金城真次
宿の女 宮城茂雄

[地謡］ 歌・三線 照喜名朝一・玉城正治・西江喜春
箏 安慶名久美子
笛 宇保朝輝
胡弓 川平賀道
太鼓 比嘉　聰