大城立裕作。
2001年に作家大城立裕氏が玉城朝薫にあやかって組踊五番(『琉球楽劇集 真珠道』)を創作しました。本作品はその中の一番で、真玉橋の人柱伝説をモチーフに女性の純愛を描いた作品です。
当劇場の開場記念公演で初演され、好評につき今回で三度目の再演となります。ご期待下さい。
-演目-
第1部 琉球舞踊
1,かしかけ(かせかけ)
〈踊り手〉 屋比久舞衣
2,瓦屋(からやー)
〈踊り手〉 比嘉いずみ
3,花風(はなふう)
〈踊り手〉 石川詩子
4,鳩間節(はとまぶし)
〈踊り手〉 伊佐幸子
5,加那よー天川(かなよーあまかわ)
〈踊り手〉 西村綾乃・伊波妙
第2部 組踊「真珠道」
作:大城立裕
(あらすじ)
身分の違いから結婚がゆるされなかった首里の役人「真刈」と真珠村の娘「コマツ」。年を経て、真刈が公務により、難工事を極めていた建設のため、真珠村にやってきた。巫女となっていたコマツは、七色の元結いをした女を人柱に立てることを神託として進言。愛する男のため、村の民衆のため、コマツは、みずから七色の元結いを締めて人柱となり、身を犠牲にする。
[演出・振付・指導]宮城能鳳(人間国宝) [選曲補]西江喜春
[配役]
倉田真刈 東江裕吉
コマツ 新垣 悟
真刈の父 比嘉丈芳
真刈の母 糸数昌益
真刈の供一 宮城昭博
真刈の供二 池間隼人
村掟 阿嘉 修
村人一 石川直也
村人二 嘉数道彦
村人三 具志幸大
村人四 佐辺良和
村人五兼きやうちやこ持 呉屋 智
地謡]
歌・三線 西江喜春・仲嶺伸吾・花城英樹
箏 宮里秀明
笛 新垣俊道
胡弓 髙宮城実人
太鼓 比嘉 聰
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