公演詳細


組踊公演「執心鐘入」 ~ふと芽生えた恋心は、やがて熱い情念へ…。~


日時

公演日:2005/04/24 (日)

開演時間:午後2時開演
終演時間:

会場 大劇場
入場料

3,000円(全席指定) ※割引制度あります。

公演内容


-演目-


第1部

琉球舞踊(組踊より独立した舞踊特集)
道輪口説(みちわくどぅち)
〔踊り手〕棚原由里子・赤嶺律子・花岡尚子
組踊「義臣物語」から独立した踊りです。


坂本節(さかもとぶし)
〔踊り手〕池城智子・山里秀乃・具志なおみ
組踊「万歳敵討」の中で踊られます。四つ竹を打ち鳴らす女踊です。


薙刀舞(なじなたまい)
〔踊り手〕名嘉久江・与儀美幸
組踊「大川敵討」の原国兄弟に代表される薙刀を持った若衆踊です。


女こてい節(ゐなぐくてぃぶし)
〔踊り手〕前田千加子
組踊「大川敵討」から独立した踊りです。軍配を持って、妖艶に踊る女踊りでです。

第2部

組踊「執心鐘入(しゅうしんかねいり)」

組踊の創始者・玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)作。1719年初演。沖縄版「道成寺」。組踊の中でも最も人気のある作品のひとつです。

若松と宿の女のやりとりや、鬼女が座主に説き伏せられる場面など、組踊の中でも屈指の名場面をじっくりお楽しみください。

今回は、宮城能鳳の指導のもと、主役の中城若松と、宿の女を日替わりのダブルキャストでご覧いただきます。ご期待ください。
(あらすじ)
 中城若松という美少年が、首里王府へご奉公に行く途中、ある一軒家に一夜の宿を乞います。宿の女は、親が留守だからと断りますが、男が若松だと知ると、態度を一変させて宿を貸します。
 女は、寝付いた若松を起こし、言い寄ります。若松は、女の誘いを断ると、居たたまれなくなり、末吉の寺に駆け込み救いを求めます。寺の座主は、若松を鐘の中に隠します。
 女は、必死になって若松を追い、寺へとやって来ます。若松を捜しますが見つかりません。鐘にまとわりつき、宿の女は、とうとう鬼女へと変身します・・・。

[指導] 宮城能鳳

[配役]
【中城若松】 新垣悟
【宿の女】 東江裕吉
【座主】 石川直也
【小僧1】 平田智之
【小僧2】 具志幸大
【小僧3】 嘉数道彦
【鬼女】 佐辺良和
【後見】 呉屋智

※23日の公演は、中城若松・東江裕吉、宿の女・新垣悟となっています。

[地謡]
【歌・三線】 西江喜春・花城英樹・比嘉寿朗
【箏】 上地律子
【笛】 宮城英夫
【胡弓】 崎濱秀貴
【太鼓】 金城盛松



※出演者等は都合により変更の場合がございます。あらかじめご了承下さい。

関連情報

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(国立劇場おきなわ チケットカウンター)