公演詳細


組踊公演「執心鐘入」~ふと芽生えた恋心は、やがて熱い情念へ…。~


日時

公演日:2005/04/23 (土)

開演時間:午後2時開演
終演時間:

会場 大劇場
入場料

3,000円(全席指定) ※割引制度あります。

公演内容


-演目-


第1部

琉球舞踊(組踊より独立した舞踊特集)
道輪口説(みちわくどぅち)
〔踊り手〕棚原由里子・赤嶺律子・花岡尚子
組踊「義臣物語」から独立した踊りです。


坂本節(さかもとぶし)
〔踊り手〕池城智子・山里秀乃・具志なおみ
組踊「万歳敵討」の中で踊られます。四つ竹を打ち鳴らす女踊です。


薙刀舞(なじなたまい)
〔踊り手〕名嘉久江・与儀美幸
組踊「大川敵討」の原国兄弟に代表される薙刀を持った若衆踊です。


女こてい節(ゐなぐくてぃぶし)
〔踊り手〕前田千加子
組踊「大川敵討」から独立した踊りです。軍配を持って、妖艶に踊る女踊りでです。

第2部

組踊「執心鐘入(しゅうしんかねいり)」

組踊の創始者・玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)作。1719年初演。沖縄版「道成寺」。組踊の中でも最も人気のある作品のひとつです。

若松と宿の女のやりとりや、鬼女が座主に説き伏せられる場面など、組踊の中でも屈指の名場面をじっくりお楽しみください。

今回は、宮城能鳳の指導のもと、主役の中城若松と、宿の女を日替わりのダブルキャストでご覧いただきます。ご期待ください。
(あらすじ)
 中城若松という美少年が、首里王府へご奉公に行く途中、ある一軒家に一夜の宿を乞います。宿の女は、親が留守だからと断りますが、男が若松だと知ると、態度を一変させて宿を貸します。
 女は、寝付いた若松を起こし、言い寄ります。若松は、女の誘いを断ると、居たたまれなくなり、末吉の寺に駆け込み救いを求めます。寺の座主は、若松を鐘の中に隠します。
 女は、必死になって若松を追い、寺へとやって来ます。若松を捜しますが見つかりません。鐘にまとわりつき、宿の女は、とうとう鬼女へと変身します・・・。

〔指導〕 宮城能鳳

〔配役〕
【中城若松】 東江裕吉
【宿の女】 新垣悟
【座主】 石川直也
【小僧1】 平田智之
【小僧2】 具志幸大
【小僧3】 嘉数道彦
【鬼女】 佐辺良和
【後見】 呉屋智

※24日の公演は、中城若松・新垣悟、宿の女・東江裕吉となっています。

〔地謡〕
【歌・三線】 西江喜春・花城英樹・比嘉寿朗
【箏】 上地律子
【笛】 宮城英夫
【胡弓】 崎濱秀貴
【太鼓】 金城盛松



※出演者等は都合により変更の場合がございます。あらかじめご了承下さい。

関連情報

国立劇場おきなわチケットカウンター
(国立劇場おきなわ チケットカウンター)