公演詳細


若手伝承者公演(既成者研修発表会)組踊「奇縁の巻」(わかてでんしょうしゃこうえん くみおどり きえんのまき)


日時

公演日:2021/12/04 (土)

開演時間:14:00
終演時間:

会場 大劇場
入場料

一般:2,000円 友の会:1,600円 学生割:1,000円(小中高大学等の学生)

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公演内容

 国立劇場おきなわでは、琉球王国時代に創始された組踊の伝承者を養成するため、平成17年度から組踊研修を実施しています。研修期間は3年間で、これまでに第一期から第五期までの計48人が組踊研修を修了し、沖縄伝統芸能の舞台で活躍しています。
 組踊研修修了生の技芸の向上を図るため平成23年度からは既成者研修も実施し、若手伝承者公演(既成者研修発表会)を上演しています。

 第11回となる今年の若手伝承者公演(既成者研修発表会)には、組踊研修修了生30人(平均年齢29.4歳)が出演。出演者には、国立劇場おきなわ主催公演にて主役クラスを務めた経験のある者も多数おります。

 沖縄の伝統芸能、組踊の将来を担う若手伝承者達の舞台をどうぞお楽しみください。

【あらすじ】
 瑞慶覧按司は、臣下の上間大主の謀反で命を落とし城を奪われる。謀反の際に城から逃げ出した瑞慶覧按司の奥方(をなぢやら)は、山中で若按司を出産するが、追っ手に殺されるよりはと、神様仏様に祈りながら若按司を山中に捨てる。一方、夢のお告げでこのことを知った浦添の寺の和尚は、若按司を助け養育する。十三年後、母との再会を果たした若按司は、父の仇を討つため武芸を習い、父の側近であった砂辺大主とともに上間大主がいる城へと乗り込む。


-演目-


【第一部】琉球舞踊

「作田」(指導:宮城幸子)
田口博章・佐喜眞一輝
 
「浜千鳥」(指導:宮城幸子)
玉城 匠・宮里光也・山城崚称

「久志の若按司道行口説」(指導:宮城能鳳)
若按司 :金城真次
立川大主:川満香多
砂田の子:佐辺良和

(地方指導:西江喜春)
歌三線:玉城和樹・大城貴幸・仲嶺良盛
   ・金城亮太・兼箇段翔
箏  :池間北斗
笛  :大城建大郎
胡弓 :徳田泰樹
太鼓 :宮里和希


【第二部】組踊「奇縁の巻」

(立方指導)宮城能鳳
(地方指導)城間徳太郎

(配役)
をなぢやら   :上原崇弘
和尚      :伊藝武士
上間大主    :比嘉大志
供一      :田口博章
供二      :山城崚称
砂辺大主    :下地心一郎
供一      :比嘉克之
供二      :玉城 匠
内間大主    :知花令磨
若按司     :髙井賢太郎
屋良の村佐事  :佐喜眞一輝
列女一     :宮里光也
列女二     :玉城 慶
きやうちやこ持 :川満俊祐

(地方)
歌三線:仲村渠達也・佐久田朝太・徳田泰樹・棚原健太
箏  :町田倫士
笛  :大城建大郎
胡弓 :玉城和樹
太鼓 :宮里和希

関連情報

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