公演詳細


琉球舞踊公演


日時

公演日:2004/10/09 (土)

開演時間:午後6時30分開演(午後6時開場)
終演時間:

会場 大劇場
入場料

3,000円(全席指定) ※割引制度あります。

公演内容

女踊の傑作「諸屯」のほか、「本花風」「本嘉手久」など、愛しい男性を思う女心を表現した一人舞を多く取り入れ、その踊り手には、沖縄県指定無形文化財「沖縄伝統舞踊」保持者が出演します。また、「加那よー」と「加那よー天川」の比較鑑賞も見所の一つです。


-演目-




第1部
 琉球舞踊公演
1.松竹梅鶴亀(しょうちくばいつるかめ)
 [踊り手] (松)金城末子 (竹)上原淳子 (梅)仲村妙子
(鶴)我如古磨佐子(亀)神山典子
 雑踊。祝儀舞踊。松は長寿、竹は誠実、梅は華美、鶴亀は長寿をあらわします。
2.本花風(むとぅはなふう)
 [踊り手] 島袋恵美子
雑踊。首里士族の夫人が愛する夫の船出を見送る風情を表現します。
3.本嘉手久(むとぅかでぃく)
 [踊り手] 島袋君子
 女踊。花見にことよせて恋人に会いたいという女心を表現します。
4.諸屯(しゅどぅん)
 [踊り手] 又吉靜枝
 女踊。女踊の中で最も難しい曲といわれます。満たされぬ恋に悶々ともだえる女心を表現します。夢から覚めた後のむなしさを表現する「三角目付(さんかくみぢち)」といわれる所作は、最も大切な見所です

 第2部
5.若衆麾(わかしゅぜい)
 [踊り手] 山川昭子・根保真弓
 若衆踊。 麾を打ち振りながら、はつらつと踊ります。
6.谷茶前(たんちゃめー)
 [踊り手] 平良昌代・神山浩子・孤島丘奈・屋比久舞衣
 雑踊。たくましく海に生きる漁村の生活を描写しています。健康的で明るい生活の響きが聞こえてきそうな楽しい踊りです。
7.鳩間節(はとぅまぶし)
 [踊り手] 海勢頭あける
  雑踊。打掛を着て鉢巻きを締め、きびきびと早いテンポで踊ります。日本舞踊の「かっぽれ」が取り入れられています。
8. 加那よー(かなよー)
 [踊り手] 二代目 宮城能造
 雑踊。加那は、愛しい人の総称です。男女の恋を歌った歌詞に、軽快なリズムにのって踊ります。
9.加那よー天川(かなよーあまかわ)
 [踊り手] 宮城早苗・宮城園美
 雑踊。「加那よー」が女性1人で踊るのに対し、これは男女2人で踊る打組踊りです相思相愛の若い男女の愛の戯れを明るく楽しく表現します。
[地謡]
【歌・三線】前川朝文・砂辺孝真・大城誠
【筝】野里葉子
【笛】照屋正
【胡弓】照屋健
【太鼓】友利恵子


※出演者等は都合により変更の場合がございます。あらかじめご了承下さい。

関連情報

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