公演詳細


企画公演 新作組踊「初桜」(はつざくら)


日時

公演日:2016/01/23 (土)

開演時間:14:00
終演時間:

会場 大劇場
入場料

3,100円

公演内容

当劇場芸術監督、嘉数道彦の書き下ろし作品で今回初演となる新作組踊です。敵討物の醍醐味にあわせ、親子の情愛、人間の儚さを描いています。舞台を琉球王朝時代におきつつ、現代にも通じる人間愛をテーマに、東江裕吉、宇座仁一、佐辺良和、宮城茂雄が、一役にとどまらず複数の役を演じ分ける演出など、組踊の新たな可能性を追い求め挑戦します。

運命の歯車に翻弄された母の人生と、その下に生まれた異父兄弟の哀しい宿命とは!?
野心、裏切り、愛憎、嫉妬、親子愛。さまざまな感情の中で複雑な人間模様がうごめく・・・
組踊の様式のなかに仕組まれた激しく切ない人間ドラマをどうぞご堪能下さい。


-演目-


作・演出/嘉数道彦 振付/佐辺良和 
音楽/新垣俊道 演出助手/玉城匠

【あらすじ】
奥間森城の按司と恋に落ちた思戸金。やがて恋は実り、思戸金は妃として迎えられ、二人の間に長男、金松が誕生する。しかし、いつしか按司は妻子をかえりみず、遊興三昧の日々を送るようになっていった。重臣の田名の比屋は、民衆や臣下たちと協力し、謀反を企て、按司を討ち取ることに成功する。
新たな按司となった田名の比屋は、若按司である赤子の金松を山奥へ捨て、妃であった思戸金を自らの妾に迎える。数年後、按司と思戸金、二人の間から新たな世継ぎとなる男子、千代松が誕生するのだった...

【配役】
奥間森城の按司・金松/東江裕吉 
思戸金・加那志/宮城茂雄  
田名の比屋(後に奥間森城の按司)・次良主/宇座仁一
真鍋樽・千代松/佐辺良和 
金松(幼少期)・村人/森山康人
千代松(幼少期)・村人/森山和人
村人・臣下/川満香多・大浜暢明・玉城匠・上原崇弘

【地謡】 
歌三線/新垣俊道・仲村逸夫・喜納吏一・玉城和樹・大城貴幸・平良大
箏/池間北斗 笛/入嵩西諭 胡弓/森田夏子  
太鼓/久志大樹・宮里和希

※演目・出演者等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

関連情報

国立劇場おきなわチケットカウンター
(国立劇場おきなわチケットカウンター098-871-3350)