公演詳細


研究公演 村々に伝わる組踊


日時

公演日:2014/05/10 (土)

開演時間:14:00
終演時間:

会場 大劇場
入場料

一般:3100円、友の会:2480円(全席指定)

公演内容

 冊封使歓待のために宮廷内で創作された組踊は、やがて地方へと伝わり、現在では県内各地で数多くの組踊が上演されています。
 第一部では、村踊り(豊年祭)が盛んな恩納村における組踊の継承にスポットをあてつつ、様々な視点から組踊に対する見識を深めるシンポジウムを実施します。
 第二部では、村々で継承されてきた組踊の特色を再確認し、そこから得たヒントをふまえ、田里朝直の作品「義臣物語」を、尚家本に基づき御冠船舞台の使用方法や扮装などを検証しながら構成・演出を試みます。沖縄県立芸術大学の非常勤講師を務める組踊研究者の鈴木耕太氏を演出に招き、また、芸大で教鞭をとる実演家の目線も交えた体制のもと、将来を担う若手実演家による舞台を創り上げます。組踊立方に女性実演家を起用することで、若衆役等のあるべき位置付けを示唆し、作品のドラマ性をより深め、組踊の持つ多くの可能性を探ります。


-演目-


【 第一部 】 シンポジウム

  基調報告「恩納村に伝わる組踊」
   報告者/鈴木耕太
 
  シンポジウム
   テーマ「村々に伝わる組踊 ~組踊の原点とその神髄を求めて~ 」
   パネリスト/宜保榮治郎・大湾清之・鈴木耕太
   コーディネーター/嘉数道彦 


【 第二部 】 組踊「義臣物語」
  
  演出・台本整理/鈴木耕太
  監修/比嘉康春
  所作考証/阿嘉修
  音楽考証/仲村逸夫

 [配役]
  国吉の比屋/玉城匠
  若按司/玉城知世
  おめなり/藤戸瑛子
  新垣の比屋/上原信次
  崎本の子/石川直也
  童/新城唯子・嘉数愛美・喜納彩華・島尻紀希
  鮫川の按司/池間隼人
  供/佐喜眞一輝・上原崇弘
  夜廻り/髙宮城実人
  きやうちやこ持/伊志嶺梓

【地謡】
〈歌・三線〉仲村逸夫・喜納吏一   〈箏〉池間北斗
〈笛〉入嵩西諭 〈胡弓〉森田夏子 〈太鼓〉久志大樹


※演目、出演者等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※H26.4.10 第一部の内容変更

関連情報

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(国立劇場おきなわチケットカウンター:098-871-3350)