国立劇場おきなわ組踊研修修了生で構成する子の会が、11月7日、8日に行われた宜野湾高校・八重山・八重山農林・八重山商工高校芸術鑑賞会に出演しました。
演目は組踊「執心鐘入」です。
歌三線の仲村逸夫が、「三線は、最低でも3メートル、大きくて25メートルになるニシキヘビの皮を張り、3本の弦を水牛の角で作った爪で弾いて音を出します。」と説明し、歌三線の新垣俊道らと共に早弾きを披露すると会場からは、どよめきと大きな拍手が沸き起こりました。
また、笛の入嵩西諭、胡弓の玉城和樹、箏の池間北斗らが音を奏でると会場は静まり、生徒達は美しい音色に聞き入っていました。
組踊の上演の前に、組踊の仕組みやストーリーが理解しやすくなるように、岸本隼人を案内役にダイジェスト版組踊を上演しました。
ダイジェスト版組踊では、生徒にも小僧の役などを体験してもらいました。