1/31(土)若手伝承者発表会の稽古に励んでいます
 
若手伝承者発表会の稽古に励んでいます
 
1月31日(土)に開催する若手伝承者第4回発表会(組踊「孝行の巻」)に向けて、現在、国立劇場おきなわの組踊研修修了生が稽古に励んでいます。
  
 
  この若手伝承者発表会は、研修を修了した後も継続して技芸の向上を図るため、「既成者研修」を実施して稽古を行い、年1回程度、組踊の発表会を開催するものです。
 
 第4回目の発表会となる今回は、昨年修了した3期生も含め総勢25名の修了生が出演いたします。
 
 出演者は研修1期生の佐辺良和さんや新垣俊道さん、2期生の田口博章さんや3期生の上原信次さんなど、様々な舞台で活躍している実力を備えた若手伝承者が数多く出演いたします。
(詳しくは下記の公演情報詳細をご覧ください。)
 
 今回の演目の組踊「孝行の巻」は、組踊の創始者である玉城朝薫の5番演目の一つで、沖縄本島中部の屋良むるち伝説を素材として、対句のセリフ回しや大蛇が登場する大がかりな場面など、組踊の中でも独自性のある作品です。同作品は研修生時代にも発表した演目ですが、配役も概ね変えて、さらなる技芸の向上を目指して挑むものです。 その他にも舞踊や斉唱も披露いたします。
 
 また、稽古には、国立劇場おきなわ組踊研修の主任講師で「人間国宝」である宮城能鳳先生(立方)と城間德太郎先生(地方)の両先生にご指導を受けて取り組んでいます。
 
 当日は字幕表示があり、ご鑑賞の皆様には上演台本やあらすじなどが記載されたパンフレットを無料で進呈いたします。また、上演後には、出演者による「お見送り」もさせていただきます。
 
 発表会のチケットにつきましては、通常の自主公演よりも割安な価格で、各種割引も設けて絶賛発売中です。熱い情熱を持ち、組踊の将来を担う若手実演家の舞台にどうぞご声援賜りますようお願いします。
 
 
★公演情報詳細はこちら
 
 
 [稽古のようす]
   
 
 [組踊「孝行の巻」の場面]