本プロジェクトについて
国際交流基金アジアセンターでは、2014年のセンター設立以来、ASEAN諸国を中心としたアジアの人々との双方向の文化交流事業を実施・支援しています。
また、国立劇場おきなわは、事業目的の1つに「伝統文化を通じたアジア・太平洋地域との交流」を掲げ、開場から現在に至るまで、毎年「アジア・太平洋地域の芸能」公演を行ってまいりました。
このたび、国立劇場おきなわは国際交流基金アジアセンターとの共催で、伝統芸能を通したアジア・太平洋地域のネットワーク構築を目指し、「無形文化遺産でつながるアジアの芸能」プロジェクトを開催いたします。
参加国:芸能、協力団体
参加国 | 芸能 | 協力団体 |
---|---|---|
沖縄 | 組踊 | 〔国立劇場おきなわ〕 |
インド | クーリヤッタム | 〔Natanakairali〕(ナタナカイラリ) |
インドネシア | ワヤン・ゴレック |
〔Lembaga Pendidikan Seni Nusantara〕 |
タイ | コーン |
〔Bunditpatanasilpa Institute〕 |
ベトナム | ニャーニャック |
〔The Theatre Of Hue Traditional And Royal Arts〕 |
マレーシア | マ・ヨン |
〔PUSAKA〕(プサカ) |
事業内容
〇第1弾 動画公開
各国・地域の代表的な伝統芸能を動画で紹介し合い、互いの芸能文化について理解を深めます。
①芸能紹介動画 …各芸能の概要や伝承への取り組みを紹介する短編動画です。
②演目鑑賞動画 …各芸能における代表的な演目を鑑賞できる長編動画です。
動画は、本特設サイトおよび国立劇場おきなわ公式YouTubeチャンネルにて公開いたします。
また、すべての動画に字幕が付きます。YouTubeの字幕機能を用いて、任意で表示・非表示を選択できます。
2022年2月1日に、第1弾として組踊の動画を公開いたします。その後、各国の動画も順次公開していきます。
〇第2弾 座談会
各国・地域の伝統芸能の研究者や実演家が、互いの芸能について意見交換を行います。
座談会概要:
日 時:2022年2月9日(水)18:30開演(18:00開場)
会 場:国立劇場おきなわ大稽古室
登壇者:
・司会・進行 :福岡正太(国立民族学博物館教授)
・沖縄 :嘉数道彦(国立劇場おきなわ芸術監督)、金城真次(国立劇場おきなわ芸術参与)
・インド :Gopal Venu(ナタナカイラリ所長)、Kapila Venu(ナタナカイラリ専務理事)
・インドネシア:Endo Suanda(ヌサンタラ芸術教育機関所長)
・タイ :Suksanti Wangwan(パタナシン・タイ国立芸術大学(タイ文化省)助教授)
・ベトナム :Hoang Trong Cuong(フエ宮廷伝統芸術劇場副館長)
・マレーシア :Eddin Khoo(PUSAKA代表)
※国立劇場おきなわ大稽古室には福岡氏、嘉数氏、金城氏のみが登壇し、それ以外の登壇者は海外からZoomでの参加となります。
(登壇者は都合により変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください)
〇座談会 アーカイブ映像