佐辺良和さん(組踊研修修了生) 第19回「日本伝統文化振興財団賞」受賞決定
 
 
伝統芸能分野で将来の活躍が期待される優秀な実演家を顕彰する第19回「日本伝統文化振興財団賞」に、国立劇場おきなわ第一期組踊研修修了生として、琉球舞踊や組踊立方として当劇場の自主公演等でご活躍中の佐辺良和さんの受賞が決まりましたのでお知らせいたします。
 
 ※以下の文章は、公益財団法人日本伝統文化振興財団発行のプレスリリース記事(4/30)の抜粋です。
 
 
第19回(2015年)受賞者 
佐辺 良和(さなべ よしかず)
組踊立方、琉球舞踊家
 
【贈賞理由】
6歳で琉球舞踊の名手、又吉世子に入門、修業20年の節目に初リサイタル「ひとり舞/黄金・あら穂花」を開催、古典・雑踊・創作に新鮮な表現と存在感を示し、新進気鋭の琉球舞踊家の位置を確実にした。また、学生時代から伝統組踊に取り組み、女形芸に出色の才能の輝きをみせ、いまや沖縄芸能界屈指の若き女形として注目を集め、その第一線で多彩な活躍を示している。琉球古典芸能にむかう真摯な姿勢は芸の熟成を予感させ、将来に大きな期待をいだかせる。
 
【日本伝統文化振興財団賞とは】
 
わが国の伝統文化の保存・振興・普及に努めることを目的とする、当財団の顕彰事業の一環として平成8年に設立。伝統芸能分野で将来いっそうの活躍が期待される優秀なアーティストを毎年1名顕彰します。
 
詳細については、コチラをクリック  http://jtcf.jp/cultivate/recipient19